ホイスコーレ比較②
ホイスコーレ選びが続いてます。
6校に絞った中から前回は①〜③までをご紹介しました!
①International People’s College(IPC)
②Krogerup Højskole
③Brenderup Højskole
④Brandbjerg Højskole
⑤Højskolen for Bevidsthedsudvikling Rørvig Folkehøjskole
⑥Vestjyllandshøjskole
ホイスコーレ比較① - 今さらモラトリアム~そうだ、海外行こう~
続きを見て行きましょう〜。
④Brandbjerg Højskole
ブランビアホイスコーレです。
参考にしたブログはこちら。
デンマーク流・フォルケホイスコーレでの自己理解の深め方 - シゴトゴト|仕事旅行
とてもわかりやすい文章で、ホイスコーレ自体についての理解も深まりました。続編もエッセイを読んでいるみたいで、感動した…!働きバチのお話、グッときたなぁ…。
さて、ブランビアホイスコーレはコペンハーゲンから電車で2時間半という、まあまあの好立地。
KOMPAS(羅針盤)という独自のコースがあるのが特徴です。
瞑想やヨガなどを行いながら内省を深め、自身の向かう方向を引き出していくのだとか。
私もこのコースに惹かれたのですが、デンマーク語のみだそうで。残念。
でも4/1スタートで12週間(84日)◎
修学旅行先がスペインなのも魅力的!
あ、そうそう。ホイスコーレにはどうやら修学旅行もあるらしいのです!(途中で気づいた)
自由参加/強制参加や、旅行先もホイスコーレによって違うのですが、行き先によっては行きたいなぁ。
というわけで、ここも候補に残します。
⑤Højskolen for Bevidsthedsudvikling Rørvig Folkehøjskole
はい、ここが未だになんて読むのかわからないホイスコーレでございます。
参考にしたブログはこちら。
“Are you happy?”で始まる生のための学校『フォルケホイスコーレ』の日々 | LIFE SHIFT in Denmark & New York
アーユルヴェーダやメディテーションを学ぶ、かなりユニークなホイスコーレです。
食事は三食オーガニックベジタリアンフード。
立地はコペンハーゲンから電車とバスを乗り継いで2時間強の海沿いだそう。
5/5から8/24なので、ビザ無しで滞在可能な90日を超えることと、デンマーク人しかいないかもしれないことがネックですが、それ以外がとっても魅力的!なので残します。
⑥Vestjyllandshøjskole
最後はヴェストユランホイスコーレです。西ユランホイスコーレと呼ばれていることも。
オーフスという2番目に大きな都市から3時間、近くに大きな風車があるというのどかなところに所在しています。
全寮制の大人の学校 デンマークのフォルケホイスコーレと私は出逢った - わたしの未来のキャリアが見つかる|ハナジョブ for Girls
実はホイスコーレ探しの始めの方に読んで、ホイスコーレ留学への決意を固めてくれたのがこの記事でした。
間違いなくこれは私に必要なものだ!絶対に行こう!と思ったのです。
そしてセラピーのようだと称される、このホイスコーレに魅かれ、最初はここに行きたいなと思っていました。
ただ、コペンハーゲンにはかなり遠いということ、ビザが必要な13週間(91日)コースしかないことがネックになり、泣く泣く候補から外すことにしました。
続きます。
ホイスコーレ比較①
IFASのホームページから諸々の条件が整ったホイスコーレに絞ったら6校しかなかった前回の続き。
ちなみにIFASのページはホイスコーレの紹介はしてくれているものの、情報がかなり古かったり、詳しいことは載ってなかったりするホイスコーレも多いので、そこから公式ホームページに飛んで、調べました。
なんで更新しないんだろう…なんなら私に更新させてくれえぇぇ…
さて、そんな選ばれし6校はこちら!
①International People’s College(IPC)
②Krogerup Højskole
③Brenderup Højskole
④Brandbjerg Højskole
⑤Højskolen for Bevidsthedsudvikling Rørvig Folkehøjskole
⑥Vestjyllandshøjskole
読 め な い 。
デンマーク語むずかしいよー。
読めるやつから見て行きましょう。
①International People’s College(IPC)
ホイスコーレは本来デンマーク人のための機関なので、デンマーク人の比率が少なくとも半分以上。
なのですが、ここIPCは国際交流をテーマにしているホイスコーレのため、9割が外国人なんだそう。でも日本人があまりにも多いのでJPCなんて揶揄されたりもしているそうです。
その甲斐あって体験記も多いです。
【体験談】フォルケホイスコーレIPCはおすすめ?勝手に評価します | Kottobi
私が最初に読んだ体験記もここの。
ヨーロッパに安く留学できる!?フォルケホイスコーレ@デンマーク(本間範良さん) |留学Person
コースの種類の豊富さや、完全英語授業などは魅力的だけど、せっかくデンマークに行くのに、デンマーク人がほとんどおらず日本人だらけのIPCに行くのはもったいないかなと思い、候補から外しました。
②Krogerup Højskole
2つ目にして、すでに読めない。
クローロップホイスコーレと読みます。
なんとコペンハーゲンから電車で30分という好立地!
※ホイスコーレは基本的にド田舎にあります。
ただ、英語で受けられるコースは社会問題などを学ぶcrossing bordersのみ。ということは、他の選択授業もデンマーク語が話せないとキツイかも…。
また4月28日スタートのタームはあるものの、9週間に固定されていたたため、ちょっと短すぎるなーと思い、これも候補から外しました。
参考にしたブログはこちら。
デンマーク生まれの大人の全寮制学校「フォルケホイスコーレ」留学体験記 - クリスクぷらす
③Brenderup Højskole
バーナップホイスコーレと読みます。dどこ行った。
はい、皆様お気づきでしょうか。
最初のIPC以外、ほぼ読めません。というか、未だになんて読むかわからないやつ出てきます。
さて、ここバーナップホイスコーレは、人数が40人と少なめで、半分が留学生なのが特徴。
そのお陰で、デンマーク文化への理解を深める授業が多く、社会見学をしたり、週末にはデンマーク人家庭へのホームステイもできるんだとか!かなり魅力的。
こちらを参考にしました!
ただ、立地がドイツとの国境に近いフュン島で、コペンハーゲンから長距離電車とバスを乗り継いで4時間半!かなりの僻地です。
日にちも、3/14スタートなのは ちょうどよかったのですが、タームは14週間(98日)…。できればビザ無し(90日)で行きたいので迷います。
12週間(84日)から融通が効くと書いてあったので、とりあえず候補に残すことにしました。
長くなってきたので、続きます。
ホイスコーレの始まりは
モラトリアムの過ごし先をデンマークのホイスコーレに決めた私。
どこのホイスコーレにしようかな〜と、とりあえずネットで いろんな方々の体験記を読み漁りました。
共通して出てくるのは「自分を見つめ直す」「ゆったりと過ごす」「人生を学ぶ学校」などの言葉。まあ今の自分に刺さる刺さる。
さて、どの記事やブログを読んでいても、だいたいIFASという団体が言及されていることに気がつきました。すべての道はIFASに通ず。
どうやらホイスコーレに感銘を受けた日本の方々が設立した団体のようで、ホームページでは様々なホイスコーレの紹介をしてくれています。
その中で英語での授業があるホイスコーレに絞ってみたところ、23校がヒット!こ、こんなにあるのか…
英語による授業あり 学校一覧 | IFAS (アイファス)・フォルケホイスコーレ検索
ところがどっこい。そこから、英語での授業ありと言っていても実際はデンマーク語がわからないと きつそうなところや、あまりにも専門的な内容のところ、ネットで検索して日本人のクチコミが全くないところを除いて、
さらに私の希望する3月〜5月スタートのコースがあるホイスコーレに絞ると、一気に減って6校になってしまいました。
そう、基本的にホイスコーレは1月か8月スタートと決まっているようなのです!
(そこから3ヶ月なり6ヶ月なり期間を選ぶけど、それも各ホイスコーレによって決められている)
なんとなく語学学校と同じで、いつでも入学できるイメージでいたので、このホイスコーレ興味あるな〜と思って見ていくと、1月/8月スタートのみ、ということが多く、少しショックでした。
それに気づいてからは、先に開始日を確認することにして、IFASのリンクから各ホイスコーレのホームページに飛び、
1校1校応募要項を確認し、地道にエクセルにまとめていきました。
面倒だけど、実は結構好きな作業。むふふ。
ちなみに、なぜ3〜5月スタートが良かったかというと、留学を決意したのが10月で、そこから会社を辞めるための引き継ぎに2ヶ月以上ほしかったのと、なるべく暖かくなってから行きたかったから。
なにしろデンマークは北欧!寒いのです。
あまり寒い時期に行くと、留学中のストレスとあいまって鬱になりやすいという記事もどこかで読んだし。
せっかくリフレッシュも兼ねて行くなら、楽しく行きたいもんね〜。
長くなってしまったので、続きます。
ホイスコーレとの出会い
マルタ留学に不安を募らせていた頃、
私はネットで北欧留学をされた方の体験記に巡り合いました。
もうね、震えながら読んだよね。
夜中のテンションで おかしかったというのもありますが、
探し求めていたのは まさにこれ感がすごくて、あれ?なんかデジャヴ。。
感動で泣きそうになりながら、貪るように記事を読みました。
本間さん ありがとう!留学Personさん ありがとう!!
簡単にご説明すると、デンマークにはフォルケホイスコーレ(略してホイスコーレ)という学校制度があって、
17歳半以上なら誰でも入学できて、試験や成績評価などは一切なく、
政治や福祉、音楽、芸術、スポーツなど自分の好きなことを学べるんです。
だいたいはメインのコースを一つ選び、選択科目で他のコースの授業も受けられるみたい。
ホイスコーレは、基本的に全寮制で、デンマーク人も外国人も、先生も生徒も寝食を共にします。
授業は知識を学ぶ、というよりは、プレゼンやディスカッションなどの実践的な学びが中心。アウトプットメインというやつです。
ある程度の語学力があり、今後も仕事で英語を使う予定が(今のところ)ない私にとって、英語を学ぶより、英語で学ぶというのは とても魅力的!
何よりも心惹かれたのは、ホイスコーレ体験者が口を揃えて言う、ホイスコーレは自分を見つめ直すのに最適な場所だ、ということ。
何かを強制されることがない。自然が多い場所で ゆったり過ごす。考える時間がたくさんある。
どれも今の自分に必要なことだと思いました。
そして極めつけは、学費・寮・3食込みで1か月10~15万程度という費用の安さ。
物価の高い北欧で、これは本当~にありがたい!下手したら東京一人暮らしより安いかも。
国が費用を負担してくれているので、こんなに安く済むのだそうです。
もともとデンマークでは高校卒業後、すぐ大学に入学するのではなく、旅行やワーホリに行ってみたり、海外ボランティアに行ってみたりと、自分の方向性を模索する期間があるらしく。その受け皿の一つが、このホイスコーレなんだとか。
それを我々外国人にまで開放してくれるなんて。。ありがたや。。
さらにさらに、ご存じでした?
デンマークは世界で一番幸福な国に、過去何度も選ばれているんです。
と同時に、世界一税金が高い国とも言われています。いわゆる高福祉国家。
また、学費無料、医療費無料、介護費無料、女性の7割が社会進出などなど、いまいち政治に興味の持てない私ですら、デンマークという国のあり方に、とっても興味があったんです。
そして実は、私がデンマークにビビッと来た理由がもう一つありまして。
遥か昔、大学の卒業旅行でイタリアに行った際、コペンハーゲン乗継にして、せっかくなのでと一泊したことがあったんです。
アクシデントがあって空港からなかなか出られず、街へ出る頃にはすっかり暗くなっていたのですが、
ぼわんと明りが灯った幻想的な街並みがすごく印象的で、なぜか切ないくらい心を掴まれたのです。
絶対絶対、もう一度ちゃんと来よう!と心に誓って、早10数年。。
ようやく行けるぜ、デンマーク!!
マルタの美しい海も捨てがたくはありますが、海は旅行で十分。
パリピに交じって、真っ黒に日焼けしてウェイウェイしている場合じゃない。
今の私に必要なのは大人の休息だ!
大自然いっぱいの静かなホイスコーレで、※たいてい田舎にあるらしい
自分とゆっくり向き合って、のんびり過ごすんだ。。ビバ、モラトリアム。。
というわけで、行き先はデンマークのホイスコーレに決定!
次回は実際のホイスコーレの選び方について書いていきます。
いざマルタ?
すっかりマルタ行きを心に決めて、浮かれる私。
まずは学校探しだ!と、主にマルタ留学をした方々の体験記を
読み漁っていたのですが、そこで ちらほら目につくデメリット。。
- 街中で英語が通じない、イタリア語訛りの英語が多い
- 夜な夜なクラブでパーリー三昧についていけない
- 娯楽が海しかないので飽きる、あと日焼けする
マルタは公用語こそ英語(とマルタ語)ではあるものの、
過去の支配の歴史から、ほとんどの住民は英語を話さず、
マルタ語かイタリア語を話すという話もあります。
話せても かなりイタリア語訛りの英語なので、実践的ではないとか。。
また、バカンスを兼ねて語学留学に来る若者たちが多いため、
基本的に毎晩クラブでドンチャン騒ぎをするようで。。
まぁそれは気が向いた時だけ参加すればいいや、とは思うものの
そんな人たちと馴染めるのかと、若干の不安が残ります。
そして日焼け。私はそこそこ努力して美白を保っているくらい
日焼けが似合わない女。
綺麗な海は大好きだけど、3ヶ月間(目安)毎日海かぁ…と思うと、
なんか違う気もする。うーんうーん。
マルタは候補として置いておくとして、他にどこかいいところないかなぁ…と、
睡眠時間を削り、ネットサーフィンに明け暮れる日々。
そんな中、草木も眠る丑三つ時。
私はついに出会ってしまったのです。
北欧留学、フォルケホイスコーレに!
長くなりそうなので、つづきます。
いざマルタ!
不純な動機から語学留学を決意した私。
留学先を選ぶにあたって、基準にしたのは4つ。
- 街並みが綺麗であること
- 自然に触れられる環境
- のんびりした気持ちで過ごせること
- アジア人(特に日本人)が少ないこと
もともと海外に住んでみたかった理由の一つは、
旅行で街並みが綺麗なところに行くたびに、
あぁこういうところに住んでみたいなーと思っていたから。
そして10年も真面目に働いてきたので、
自然が豊かなところでリフレッシュしたかったのです。
あと、日本にいると、どうしても せかせかしてしまうので、
ゆっくりしたいなーという気持ちもありました。疲れてたんだね。。
最後のは、そこまでこだわるわけではないけれど、
せっかく海外に行くのに日本人だらけだと、
なんとなく気がそがれるな、と。アイアムイン海外!感がないな、と。
というわけで、夜な夜なGoogle先生に相談していたところ、
さすが先生、ぴったりの留学先を見つけてきてくれました。
その名は、マルタ共和国。
イタリアの目と鼻の先、地中海に浮かぶ美しい島国です。
もうね、この記事を読んだときの私のテンションの上がり様ときたら!
見渡す限りの青い綺麗な海!※私は自然の中でも特に海が好きです。(どうでもいい情報)
世界遺産に登録された美しい街並み!多様な文化!
日本人どころか、アジア人も少ない!←これは後から知った
むしろ非英語圏のヨーロッパ人たちが英語留学にやってくる!
4つの基準全てを満たすうえに、留学費が安くて、
おまけに猫までいるんですって!?何それ天国?
しかもヨーロッパ圏が近いから、格安航空使って
近場の国に旅行にも行けちゃう!わーい!
というわけで、その日から心はもうマルタでいっぱい。
寝てもマルタ。覚めてもマルタ。
見える、見えるよ。
青い海で金髪の白人たちと、きゃっきゃ戯れる私が…!
と、いい感じに浮かれていたのです。
あの記事を見つけるまでは・・・
思わせぶりにつづく。
選べる幸せ
会社を辞めて、海外に行く!ちょっと住む!
と決めたものの、選択肢はいくつかありました。
①就職
②長期旅行
③語学留学
まず思いついたのは①就職。
とはいえ、長期で行くつもりは端からないし、
英語でバリバリ働きたいわけでもないので、
どこかの日本企業が、現地に赴くスタッフを
期限つきで雇ってくれたりしないかなぁと調べたわけです。甘い。
日本企業に雇われて海外で働くには、
日本から赴任で行くパターン(いわゆる駐在)と、
現地で採用されるパターンの2種類がありまして。
駐在は通常のお給料に加えて海外滞在手当てがつきますが、
現地採用の場合は現地での水準のお給料(たいてい低め)が支払われます。
同じ日本企業に採用されるのでも、お給料が雲泥の差なのです。
ああ、駐在妻になりた(ry
雀の涙のお給料で、志あふれる人たちに交じって働くの、
なんかつらそうだなぁ。※イメージです
かといって、今から転職して海外に赴任になる可能性は低いし。
そもそも赴任先で最も多いのはアジア。特にインド。熱いぜ、インド。
しかし私が海外に住んでみたい理由の一つは、
綺麗な街並みの中で暮らしてみたいから、なのです!
正反対じゃん、アジア!!いや、アジア好きですけどね。
次に思いついたのは、②長期旅行。
パリとかでー小さなアパルトマンとか借りちゃってー
その次はロンドンでー、暮らすように旅する…みたいな?
え、素敵じゃない!?と、かなり盛り上がったものの
一人旅があまり得意ではない私にはハードルが高いなと断念。
あんまり一人で楽しめないんです。。
ならば、仕方ない。
友達を作るには、やはり③語学留学でしょう。
と、不純な動機で語学留学を検討することに。
長くなったので、つづく。